世界一治安のよい国といわれている国台湾
台湾は世界的にも有名な親日国であり、日本人として訪れるとほとんどの施設で歓迎をしてもらえます。
また昔から観光立国として発展してきた国であることから、主要交通機関の整備状況はかなり良好です。
親日国であるというだけでなく、台湾は世界治安度ランキングで第一位となっているほど安全な都市であり、女性が一人旅をするという場合であっても安心して多くの場所を歩き回ることができます。
台湾と日本は文化的にも近くそれほど文化の違いに戸惑うこともないのですが、それでも細かい部分で日本にはないマナーやルールが求められます。
まず台湾の観光名所を走行する公共交通機関ですが、これはMRTと呼ばれる電車が主幹となります。
ちなみに「MRT」という乗り物の名称は地上を走行する列車のことを言うのですが、台湾のMRTは地下鉄となっています。
台湾を走行する電車は大きく「台鉄」と「高鉄」それに「MRT」という三種類があります。
ちなみに「台鉄」というのは主に新幹線のような高速列車を運行しています。
あまり国内を多く移動せず繁華街近辺を観光して回るという場合に最も多く使用することになるのが「MRT」です。
「MRT」は国営ではなく民営企業による鉄道であり、そのため運行に関してのルールやマナーは独自に規制されています。
MRTに乗る時には飲食をすることが厳しく禁止されています。
台鉄や高鉄ではそれほど厳しくはないのですが、MRTに限っては絶対に禁止として飲食することを止められていますので無用なトラブルを避けるためにも絶対に守るようにしましょう。
ちなみに飲食禁止となるエリアは構内に黄色いラインが引いてありますので、通行するときにそちらもきちんと見ておいてください。
この飲食禁止というのは例えば駅構内で電車を待っている間に持っていたペットボトルのお茶を飲んだだけでも駅員さんから注意をされてしまうというレベルです。
トイレに紙がないところも
日本人が海外旅行をするときに困ることの一つにトイレの問題があります。
というのも日本は世界で最もトイレがきれいな国というふうに言われているため、大抵の国で見かけるトイレの汚さに我慢をすることができないからです。
台湾のトイレはきちんとした施設であれば大抵はキレイになっているのですが、ただ1点、トイレに紙が据え付けられているわけではないということがあります。
台湾には水に溶けるトイレットペーパーというものが存在してこなかったことから、トイレで使用した紙は流さずに近くのゴミ箱に捨てるというい風習となっています。
もし誤ってトイレに紙を流してしまうと、それがもとでトイレが重大なつまりを起こしてしまう危険性があります。