一人分からおいしく作れる簡単レシピ
一人暮らしの自炊のコツは、慣れないうちは簡単なレシピから作ってみることです。
せっかく食費を安くしようと思って野菜を買い込んだのはいいけれど、うまく使い切れずに傷ませてしまうようなことがあっては意味がありません。
最近では、ミールキットなどを利用して簡単時短調理も可能ですが、毎回それを利用していても料理の腕は上がりませんよね。
そこで一人暮らしで上手に自炊をしていくためには、まず一人分をおいしく作れる時短レシピをいくつか覚えておくことが重要です。
定番メニューとしてパスタ系があります。
パスタはまとめ買いすればかなり安く購入ができますし、何より料理の幅が広く様々なバージョンで楽しむことができます。
慣れてしまえば滅多に失敗することのないレシピでもあるので、いくつかのパターンだけを覚えてそこから応用できるようにしていきましょう。
パスタのよいところは、塩コショウだけでも十分においしく作れる手軽さにあります。
ボリューム感を出したい時にはスープスパゲティにしてみたり、ちょっと贅沢をしたいときには肉や野菜を一緒に入れるということもできます。
また一度に多めに茹でておいたものをあとからケチャップを使って野菜と炒めれば簡単ナポリタンもでき、味付けには飽きがこない工夫をしていくことも重要です。
相性の良い組み合わせを覚えれば料理の腕はアップ
もう一つ一人暮らしのレシピとして定番になっているのが「丼物」です。
簡単に作れる親子丼やカツ丼といった料理もありますが、もっと手軽に簡単に作りたいならとりあえず乗っけて食べられるものを覚えておくと便利です。
韓国料理の石焼ビビンバなどもそうですが、一緒に食べて美味しい食材を選ぶことで一つの丼で多くの食感を味わい、また栄養分を多種類摂取することができます。
このときに気をつけたいのが「相性の良い食材」を意識するということです。
相性のよい食材の代表として「発酵食品つながり」や「大豆つながり」、または「ネバネバつながり」といったものがあります。
例えば「発酵食品つながり」では、納豆とキムチといった組み合わせにしてみたり、「大豆つながり」では納豆に豆腐、油揚げといったよう感じです。
適当にありものを入れてしまうとどうしても味に不揃いなところができてしまうものですが、特定の共通点があると、案外一緒にしても違和感なく食べることができたりします。
また、一人暮らしの栄養補給に絶大な威力を発揮するのが「卵」です。
卵は目玉焼きや卵焼きの他、卵とじやスープの具材、あるいは麺類のつけ汁代わりといったように複数の使い方があります。
卵料理は本来非常に奥が深いものですが、一人暮らしでの自炊においては食べきりサイズで使いやすく、また冷蔵庫に入れておくことである程度日持ちをするので、定期的に購入しておくのがおすすめです。