まるでタイムスリップしたかのような不思議な空間
ここ最近、懐古的なレトロ感がファッションやインテリアなどで人気となっているようです。
レトロなインテリアやファッションというのは、どこか懐かしい温かみがありそうしたものを見ていると心が落ち着くような気持ちになります。
そんなレトロ感あふれるおすすめのお店が都内にはいくつか存在しています。
そうしたお店の多くは実際に大正~昭和初期より営業をしている老舗であり、当時の内装などをそのまま残していたりします。
そんなレトロ調の店内が素敵なお店の一つとして新宿の「アカシア」があります。
「アカシア」はレトロ喫茶店ファンの間では相当有名なところで、常連さんも多く訪れています。
アカシアがオープンしたのは1963年(昭和38年)のことで、創業時よりロールキャベツがおいしいお店として人気となりました。
そんなメインメニューは現在もなお同じ味として守られており、その一方で現在の味覚嗜好に合った新メニューも定期的に登場してきています。
現在では自家製のハムやソーセージといった加工肉、またハヤシソースなどが評判となっており、老舗らしい佇まいながらしっかりとした味として楽しめる場所となっています。
全体的に得意としているのは「包む」系の料理なのだそうで、一人でランチに行くもよし、デートや家族で訪れるもよしの憩いの場です。
コンセプトは「笑顔にする料理」
「アカシア」のコンセプトは、食べる人を笑顔にする料理であると言います。
最も歴史が長いのは新宿本店ですが、他にも羽田空港第2ターミナル店があります。
なおドイツにも出店をしており、そちらでもきちんと「アカシア」という看板を掲げて同じようなインテリアと店構えで営業をしているのだそうです。
一番人気のメニューは「ロールキャベルシチュー」で、他にもポークシチューやビーフシチューといったものもあります。
いかにも街の洋食屋的なメニューにも好感が持て、カレーライスやハヤシライス、オムライスといったような定番メニューにも重みを感じることができます。
店内の雰囲気がとてもよいので、どちらかというと一人でふらっと訪れて会話よりも雰囲気と料理を自分の世界の中で堪能するというのがおすすめな味わい方です。
アカシアのロールキャベツはじっくりと煮込んでいるというところに特徴があります。
見た目は普通のロールキャベツなのですが、スプーンだけで簡単にさっくりと切れてしまうほど柔らかくとろみがあるのが実に食欲をそそります。
お店の入り口にはなつかし看板がかけられてており、ディスプレイを見ているだけでもお腹が空いてきます。
ちなみにアカシアではランチメニューだけでなくビールなどお酒も提供されていますので、おいしいおかずとともにおいしいビールを飲んでみるというのもおすすめの楽しみ方です。