体力づくりに持ってこいのジョギングの魅力

公園

女性ランナーが急増中

ここ20年位の間に、街中を走るランナーの数が急増した印象があります。
印象だけでなく実際にフルマラソン大会に参加する人数も増加傾向にあり、健康管理のために走り始めたところすっかりはまってしまったというような人も多いようです。

もともと日本人の平均的な体型は瞬発力よりも持久力に優れたものなので、鍛えることで相当の距離を走ることができるようになります。

ただし先に言っておきたいのが、ジョギングやランニングというのは誰でも簡単に始めることができるというわけではないということです。

というのも走ることを「楽しい」と感じられるようになるためにはまず体がしっかり作られていなければいけないからです。

しっかり体ができていないうちに無理な距離を走行してしまうと、膝や足首に大きな負担をかけてしまうことになり、大きなケガをしてしまう場合があります。

ですのでこれからジョギングを始めようと考えている人の場合、いきなり10kmといった長い距離にチャレンジするのではなくとりあえず無理なく走れる距離を伸ばしていくという段階が必要となります。

はじめは10分くらいからでよいので、ゆっくり止まらず走れるようになってみましょう。
体を鍛えるために最も重要なのは「ケガをしない」ということを忘れないようにしてください。

ジョギングとランニングの違いとは?

長距離を走る運動のことを「ジョギング」と言ったり「ランニング」と言ったりします。
この二つは厳密に定義が分かれているわけではないのですが、基本的には「ジョギング」は無理のないスピードでゆっくりと走るファンランのことを言い、「ランニング」はタイム短縮を意識して走る本格的なトレーニングのことを言います。

ですのでダイエットや健康づくりのために行うのは「ジョギング」ということになり、無理に周囲の人に勝とうと全力を出すのではなく、とりあえずどういった力の入れ方をすれば長く走ることができるのかというコツをつかむことが大切です。

ところでジョギングにしてもランニングにしても、運動をしていくことで脳内には「幸せホルモン」と言われるような物質が多く分泌されます。

このホルモンのために走るという行為には中毒性があると言われており、少し慣れて来たころにはいてもたってもいられないような「走りたい」衝動を感じるようになってきます。

体力づくりとしてジョギングやランニングをしていくときには、そうした「幸せホルモン」を実感できるレベルになれえるかどうかということが重要です。

イヤイヤ走るのではなく、途中に見える景色の変化を楽しむなど動機づけをしていくことで、次第に走るということそのものを大好きになっていけることでしょう。