頭も鍛えられるナンプレ
ナンプレ(ナンバープレイス)は、9×9のマスの中に数字を入れていくゲームです。数独とも呼ばれますが、こちらはニコリという会社の登録商標です。
使用するのは1~9までの数字。9×9のマスは、3×3マスで1つのブロックになっています。縦と横と1つのブロック内に同じ数字は入らないというルールがあるので、あらかじめ表示されている数字をヒントに、被らないように数字を入れていきます。
本や雑誌として販売されており、昔から親しまれているパズルです。現在では、スマホアプリ版もあります。一人で黙々とパズルを解いていく作業は、スキマ時間をつぶすのにもピッタリですし、理論的に考えるため頭の体操として習慣づけている方もいます。
ナンプレはまず慣れるところから
ナンプレには難易度があるので、初めて遊ぶときや慣れていないときは簡単なものから始めましょう。いきなり数字を入れると考える方もいるかもしれませんが、入る可能性のある数字を書き出して、徐々に絞り込んでいく方法がメジャーです。
そのうち、可能性のある数字を出している時点で確定できる数字が分かるようになっていきます。そうしたら、ヒントが少ない中級・上級と進んでいきましょう。
ナンプレの解き方
ナンプレの問題には、あらかじめ記入されている数字があります。その中で多い数字を見つけましょう。
『記入されているのが多い=その数字の縦・横には同じ数は入らない=記入できる箇所が絞り込める』
という訳です。そして、記入できそうな箇所にはメモ書きしておきます。また、すぐに確定する場合もあります。多い数字から順にメモを残していき、一通り空きマスを埋めてみましょう。
メモをしたら、確定できる数字を探します。数字が1つしか書かれていなければ確定してOKです。次に、3×3マスのブロックの中で1回しか出てきていない数字が無いか探します。あれば、その数字は確定です。
確定した数字をもとに、不要なメモを消していくとまた同様に、そこにしか入らない数字が現れます。
速く解くために知っておきたいこと
マスは確定していないけど、ブロック内で数字が入る列や行が分かっていることがあります。その場合は、他ブロックの同じ列や行に対象となる数字は入れることはできず、候補から削除できるので特定が速くなります。
また、ブロックではなく縦や横に注目すると、空いている部分には入れられない数字が分かったりすることも。マス、ブロック、縦、横と視野を切り替えて考えることも、速く解くコツとなります。
ナンプレは一人でも楽しめるパズルです。まずは基本の解き方を理解するところから始めてみましょう。難易度の高いパズルが解けると、達成感も味わえますよ。
一人で楽しめる趣味をお探しの方は、ナンプレを始めてみるのはいかがでしょうか。真四角ではないタイプやマスの合計数字の記載もあるキラーナンプレなど、いろいろな種類もあるので長く楽しめるはずです。