ベネチアへの旅行時に気を付けたい事

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画像引用元:ベネチアの旅行・ツアー|「旅工房」海外旅行・海外ツアーの専門店
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水の都ヴェネツィアを楽しむために

イタリアはフランスと並んで日本で非常に人気の高い観光スポットとなっていますが、中でも「水の都」と呼ばれるヴェネツィアはイタリア国内の定番観光コースです。

ヴェネツィアは街中の移動手段が船であるというところが大きな特徴で、水路が入り込んだ美しい街並みは一度は見ておきたい美しい世界を代表する景観です。

そんな水上都市ヴェネツィアですが、ローマやフィレンツェといったところとはやや様子が異なるため、旅行をする時には業者のツアーに参加をするのが安全で一般的な方法です。

ですがやはり美しい都市であるヴェネツィアを堪能するなら、自分で旅の計画を立てていきたいところでしょう。
そこで個人で訪れる場合に気をつけるべき点をすこしまとめてみます。

まずヴェネツィアの位置ですが、北イタリアの東側に位置しています。
海岸沿いに作られた都市であり、5世紀にアドリア海の干潟(ラグーナ)という地形をしているというところに特徴があります。

移動に船を使う理由は、街を構成しているのは118もの小島であるからであり、それらが橋でつながって一つの街を作り上げています。

10世紀ころに海運都市として非常に栄えた歴史もあり、当時には有名なキリスト教の寺院も作られました。

有名な建造物としてはドゥカーレ宮殿や、サンマルコ大聖堂といったところがあります。
建造物は非常に美しく、水上から眺める景色はかなり珍しいロケーションなのでそうした観光名所が見える場所をめぐるツアーを予約してみることをおすすめします。

浸水が起こることもよくあります

写真やカタログで見るヴェネツィアの景色は非常に美しいので、水路で使用されている水はきれいなものであると思ってしまいがちです。

ですが実際にはヴェネツィアの水路を流れている水は非常に水位が変化しやすく、しばしば浸水が起こってきます。

驚くのが高級ホテルが多く存在しているサンマルコ広場周辺ではかなり頻繁に浸水が起こってしまうということで、日本においては避難指示が出るのではないかと思うくらいに水がたまります。

そのため一旦浸水が起こった場合には、ふつうの靴で歩くことはできません。
革靴や女性のハイヒールなどはかなり悲惨な目にあってしまうので、気候によって浸水が起こることがわかっているなら、膝くらいまである長靴を購入することが必須となります。

ちなみに浸水してしまった水は下水道が逆流しているのも同然なので、絶対に触れたりしないようにしましょう。
浸水のために体に汚れがついた場合にはできるだけ速やかに入浴や洗濯をするようにし、病原菌の感染が起こらないようにしておく必要があります。

またサンマルコ広場は観光名所であることから、外国人を狙ったスリなども多くいるようです。